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葛西善蔵『子をつれて』(名著復刻全集 近代文学館 大正期)

2,000円

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葛西善蔵の第一創作集『子をつれて』の複刻版。初版は大正8年に新潮社から刊行されています。 当時、新潮社から新進作家の創作集が次々と刊行されており、大正8年の1月に菊池寛『心の王国』、2月に加能作次郎『世の中へ』、3月にこの『子をつれて』、4月に豊島與流志雄『蘇生』が出ています。どの作家にとっても第一創作集として刊行されたもので、世間には新鮮に受け入れられたそうですが、中でも葛西善蔵は評判となったデビュー作『哀しき父』を大正元年に発表してから7年越しの創作集刊行ということで、注目度はひときわ高かったそう。 収録作品は下記。 ・子をつれて ・悪魔 ・贋物さげて ・池の女 ・泥沼 ・雪をんな ・兄と弟 ・呪はれた手 ・姉 ・奇病患者 ・哀しき父 ・遁走 表題作「子をつれて」は、借家を追い出され、子供二人を連れて夜の街をさまよう小説家の男の話で、自身をモデルとした私小説です。本作に代表されるように自らの悪生活およびその苦悩を描いた破滅型私小説が主に収録されています。基本的に貧苦や自虐的な内容ではあるものの、どこか飄逸な雰囲気がある独自の作風が葛西善蔵の特徴です。 ■商品詳細 タイトル  :子をつれて(新潮社版) 著者    :葛西善蔵 編集発行  :日本近代文学館 初版発行  :大正8年2月25日印刷        大正8年3月1日発行 復刻版発行 :昭和44年4月 サイズ   :約130×195mm 付属品   :函、輸送用保護函 状態    :経年のスレ・ヤケ・シミあり ※ご注文の前後によっては売り切れが生じる可能性があります。ご了承ください。

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