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浅草の街の不良少年少女パフォーマンス集団「浅草紅団」を中心にした浅草風俗絵巻「浅草紅団」をはじめとした川端康成による「浅草もの」を集めた『浅草紅団』の復刻版。
収録作品は下記6作品。
・浅草紅団
・日本人アンナ
・白粉とガソリン
・縛られた夫
・浅草日記
・水族館の踊子
表題作の「浅草紅団」は川端にとって二度目の新聞連載小説で、1929(昭和4)〜1930(昭和5)年にかけて連載され、こちらの復刻元である単行本は1930(昭和5)年に発行されています。川端30歳前後の頃の作品です。
川端康成は地元大阪の茨木中学校を卒業して上京、蔵前の叔母の家に身を寄せるようになった頃から浅草通いを始めたそう。本書に収録された浅草のエログロナンセンスな雰囲気は、川端本人が肌で感じたものなのでしょう。さまざまな登場人物が現れては消える、明滅するネオンのような雰囲気が特徴的。現在代表作に数えられる「伊豆の踊子」や「雪国」とは異なる川端康成が読める一冊です。
装丁は吉田謙吉によるもの。浅草カジノ・フォーリー時代を彷彿とさせるデザインが印象的です。口絵は太田三郎によるものです。
■商品詳細
タイトル :浅草紅団(先進社版)
著者 :川端康成
編集発行 :日本近代文学館
初版発行 :昭和5年12月1日印刷
昭和5年12月5日発行
復刻版発行 :昭和49年8月20日印刷
昭和49年9月1日発行
(第5刷)
サイズ :約130×190mm
付属品 :函(写真1・2枚目)
輸送用保護箱(写真10枚目)
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
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