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與謝野鉄幹『紫』(名著復刻全集 近代文学館 明治前期)

2,000円

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與謝野鉄幹の第四詩歌集『紫』の複刻版。初版は鉄幹が創立した「東京新詩社」から明治34年4月に刊行されています。山川登美子・与謝野晶子との恋愛を歌った作品が多く収録されており、本書刊行に前後し、鉄幹は明子と結婚、晶子は『みだれ髪』を刊行しています。 『紫』以前に刊行された第一詩歌集『東西南北』などでは歌論「ますらおぶり」の実践として青年の心情・志士的感懐を取り入れた作品が多かった鉄幹ですが、本書ではその作風は大きく転換し、のちの「明星」浪漫主義を代表するような情熱的で特に恋愛に関する作品が多いのが特徴です。 なお、雑誌「明星」に出た本書の広告で「欧米に行る『珍本』の体裁を参酌せり」とあるように、本書の形状はいたって珍しいもので、菊版でありながら表紙だけが本文よりも大きな厚紙で作られており、背はリボン綴じになっています。鉄幹がその刊行に尽力した晶子の『みだれ髪』も細長い判型という珍しいデザインであることもみると、鉄幹は造本にこだわりのある作家だったことが窺えます。 ■商品詳細 タイトル  :紫(東京新詩社版) 著者    :與謝野鉄幹 編集発行  :日本近代文学館 初版発行  :明治34年3月30日印刷        明治34年4月3日発行 復刻版発行 :昭和43年12月 サイズ   :約125×200mm 付属品   :輸送用保護箱 状態    :経年のスレ・ヤケ・シミあり ※ご注文の前後によっては売り切れが生じる可能性があります。ご了承ください。

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