島崎藤村の第四詩集『落梅集』の復刻版(詩文集とされることもあり)。第一詩集『若菜集』、第二詩集『一葉舟』は主に仙台にて歌われたもの、第三詩集『夏草』は木曽福島の姉の家に滞在した折に歌われたもの、そして第四詩集『落梅集』は主に信州小諸において歌われたものが収録されています。
「小諸なる古城のほとり」や「千曲川旅情のうた」など小諸時代の恋愛詩と旅情をうたう自然詩が主な内容。詩から散文へ移ろうとする現実主義的志向もみられ、本書内の「利根川だより」は当時東大法学部政治家の学生であった柳田國男を利根河畔に訪ねた際の紀行だそうです。
装丁・口絵・挿画は中村不折によるもの。紙装の並製本のデザインではありますが、筒状のジャケット付きの美本は現在、稀覯書扱いのよう。(こちらは復刻版なので世の中にいくつもありますが)
■商品詳細
タイトル :落梅集(春陽堂版)
著者 :島崎藤村(Shimazaki Tōson)
編集発行 :日本近代文学館
初版発行 :明治34年8月22日印刷
明治34年8月25日発行
復刻版発行 :昭和55年5月20日印刷
昭和55年6月1日発行
(第10刷)
サイズ :約125×185mm
付属品 :ジャケット、輸送用保護箱
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
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