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生まれる前からともにある母と子とは違い、父と子の関係はまた特別なもの。父と子が描かれた三作品。
・小さき者へ
妻を結核で亡くした有島武郎が三人の子供たちに向けて書いたとされる短編小説。「行け。勇んで。小さき者よ。」父としての愛情、子供たちの未来への祝福をつづった有島の代表作。
・和解
父との確執、そして和解をテーマにした志賀直哉の自伝的小説。「暗夜行路」にもあらわれているように、父との関係性は志賀直哉の作品に通底する大きなテーマである。また、妻の出産の様子、長女の夭折などを志賀直哉らしい簡潔な文章で克明に描かれていることでも有名。
・絹と明察
1954年に起きた3か月以上に及ぶ近江絹糸の労働争議を扱った長編小説。自分を〈父〉とし従業員たちを〈子〉とみなす家族主義的経営で業績を伸ばす紡績会社社長が、〈子〉である従業員たちから労働争議を起こされ滅びてゆく。「書きたかつたのは、日本及び日本人といふものと、父親の問題なんです。」と三島自身が語っている。
■商品詳細
タイトル :小さき者へ・生まれ出づる悩み
著者 :有島武郎
出版者 :新潮社
出版年月日 :昭和30年1月30日発行
昭和55年2月10日49刷改版
平成2年5月30日69刷
サイズ :文庫
ISBN :9784101042046
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
タイトル :和解
著者 :志賀直哉
出版者 :新潮社
出版年月日 :昭和24年12月5日発行
昭和44年7月10日33刷改版
昭和62年12月25日70刷
サイズ :文庫
ISBN :9784101030014
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
タイトル :絹と明察
著者 :三島由紀夫
出版者 :新潮社
出版年月日 :昭和62年9月25日発行
平成11年1月25日3刷
サイズ :文庫
ISBN :9784101050376
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
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