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高浜虚子『五百句』(名著復刻全集 近代文学館 昭和期)

4,000円

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高浜虚子の句集『五百句』の複刻版。初版は昭和12年6月に改造社から刊行されています。 『五百句』は「ホトトギス」が創刊されてから通算500号に達した記念として、高浜虚子が自選した句集でした。このあとも、「ホトトギス」550号、600号、650号を記念して『五百五十句』(昭和18年)『六百句』(昭和22年)『六百五十句』(昭和30年)が刊行されています。 序文によると「俳句を作り始めた明治二十四、五年から昭和十年迄、即昭和十一年一月二十日に出版した『句日記』の句までとしたので、其後の句は此集には漏れている」とあります。師・正岡子規のもとで俳句を学び、その死後、兄弟弟子である河東碧梧桐との対立が顕になる明治期、子規から継承した写生を実践・推進する大正期、「花鳥諷詠」という虚子独自の作風に収斂していく昭和期、三代ににわたる虚子の足跡が凝縮された一冊です。同時に、明治・大正・昭和にわたって「ホトトギス」および俳壇を牽引した虚子の足跡には、近代俳句史の歩みを見ることもできると言えるでしょう。 子規から引き継いだ写生主義から後年「花鳥諷詠」に到達した虚子ですが、本書巻頭に登場する明治27年の「春雨の衣桁に重し恋衣」の句は写生的というよりもむしろロマンチックな雰囲気。「ホトトギス」500号記念の本に浪漫風な句を巻頭に選んだのには、どんな意図があったのか、気になるところです。 ■商品詳細 タイトル  :五百句(改造社版) 著者    :高浜虚子 編集発行  :日本近代文学館 初版発行  :昭和12年6月13日 印刷        昭和12年6月17 日 出版 復刻版発行 :昭和44年9月 サイズ   :約155×230mm 付属品   :函、輸送用保護箱 状態    :経年のスレ・ヤケ・シミあり ※ご注文の前後によっては売り切れが生じる可能性があります。ご了承ください。

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