「それから」は夏目漱石の長編小説。1909年(明治42)6月27日より10月4日まで、東京・大阪の『朝日新聞』に連載。翌年1月、春陽堂から単行本として発行されています。こちらは春陽堂版を復刻したもの。
高等遊民長井代助と人妻三千代との恋愛の苦悶を描いた内容で、『三四郎』(1908年)・『それから』(1909年)・『門』(1910年)をさして前期三部作と呼ばれることもあります。
美しい装丁は明治・大正の木版画家としてしられる橋口五葉によるもの。『我輩は猫である』の装丁も橋口によるもので、『それから』を含む『行人』までの6作を手掛けています。橋口は漱石以外にも、森田草平、鈴木三重吉、森鷗外、永井荷風、谷崎潤一郎、泉鏡花の作品の装幀を手がけており、装丁家としても名高い人物でした。
※こちらのアイテムでは函背「夏目漱石著」の部分が天地逆になっています。(出版社におけるミスなのか、剥がれたものを元の持ち主が誤って貼り直したのかは不明です)
■商品詳細
タイトル :それから(春陽堂版)
(名著復刻 漱石文学館)
著者 :夏目漱石
編集発行 :日本近代文学館
初版発行 :明治42年12月29日印刷
明治43年1月1日発行
復刻版発行 :昭和54年7月20日印刷
昭和54年8月1日発行
(第3刷)
サイズ :約150×225mm
付属品 :函、輸送用保護函
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
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