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「或る男」は武者小路実篤による自伝的小説。1921(大正10)年から1923(大正12)年にかけて雑誌「改造」で連載され、大正12年に新潮社から単行本が刊行されています。こちらは新潮社版を復刻したもの。
内容は出生から「新しき村」の建設経営に及ぶまでを描いたもの。本作執筆時の武者小路は、すでに「幸福者」、「友情」などの代表作を発表し、1918(大正7)年には「新しき村」の運動を始め、20代で描いていた夢の実現、思想の実践に挑戦していた頃。理想の実現は容易でないことを実感する日々において、自身のこれまでの道のりを振り返る機会を得たことが、本作執筆のきっかけの一つと考えられます。
装丁はラフ目の未晒し麻布、書名・著者名のインク押し(復刻版は箔押し)、出版社のマーク空押しのあっさりとしたデザインです。
■商品詳細
タイトル :或る男(新潮社版)
著者 :武者小路実篤
編集発行 :日本近代文学館
初版発行 :大正12年11月23日 印刷
大正12年11月28日 発行
復刻版発行 :昭和48年5月10日印刷
昭和48年5月20日発行
(第3刷)
サイズ :約130×195mm
付属品 :函(写真1・2枚目)
輸送用保護箱(写真9枚目)
状態 :経年のスレ・ヤケ・シミあり
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